
戸田精密工業は、これまで大手ブランドの金属洋食器・ハウスウェアを裏側で支えてきました。その技術を、自分たちの名前で直接お客様に届けたい――そんな想いから「MUKU」は生まれました。
金属洋食器の産地として知られる燕三条で、プレス加工・研磨を専業とする町工場として創業。
大手ハウスウェアブランドとの取引が拡大し、精密プレス機・研磨ラインを増強。
硬度が高く加工が難しいとされるチタン素材の一体成形加工技術を確立。
「作ってきたものの価値を、もっと直接お客様に届けたい」という想いを持ち入社。
創業以来のプレス・削り出し・研磨技術を結集し、初の自社ブランドとして立ち上げ。
MUKUという名前は、継ぎ目のない一枚の金属の塊=「無垢材」から由来しています。接着や溶接に頼らず、削り出しだけで形をつくる。手間も時間もかかりますが、それこそが壊れにくさと経年変化の美しさにつながると考えています。
派手な機能や過剰な装飾はつけません。道具として長く付き合える、シンプルな形だけを追求しています。

厚みのあるチタン素材の塊を、専用の切削機で少しずつ削り出していきます。コンマ数ミリの誤差が仕上がりの手触りを左右するため、設定と検品はすべて熟練の職人が担当。同じ工程を繰り返しながら、一つひとつ手作業で最終チェックを行っています。
OEMで培ってきた検査基準をそのまま自社ブランドにも適用し、量産品と変わらない歩留まり管理のもとで生産しています。
